赤で表示されているのがハンドカットできる部分です。

レインタイヤをベースに、構造剛性を減らしてウェット天候用の形状取り入れたタイヤです。トレッド部分の3本の縦グルーブは、強い雨でも高い排水性を約束します。グルーブはREよりも深く、水たまりや泥などの厳しいコンディションでも高い性能を発揮します。

トレッドをハンドカットして溝を作り、容易に排水性を高めることができます。

インターミディエイト・タイヤ向きのコンディションでも高い性能が発揮できる堅さのコンパウンドと構造設計を採用しています。

N
テクニカル・アドバイス

タイヤの識別
マーキング
装着
トレッド温度
空気圧
タイヤの識別
タイヤの側面には基本的なタイヤのサイズ、リム直径、リム幅などの表示があります。
ラリータイヤの側面に表示されている2種類の表示の読み方をイラストで解説します。

C: 通常のセクション幅をミリ単位で表示 - 225
D: 通常の外周直径をミリ単位で表 - 600
d: 通常のリム直径をインチで表示 - 16

C: 通常のセクション幅をミリ単位で表示 - 205
h/C: タイヤのテクニカル・シリーズ。セクションの高さ(ミリ単位)と通常のセクション幅(ミリ単位) - 65
ラジアル構造 - R
d: リムの通常のリム直径をインチ単位で表示 - 15
マーキング
ラリータイヤのトレッドバージョンは、アルファベットと数字によって表示されます。 アルファベットはトレッドの種類を表し、それに続く数字は使用タイプを表します。 例:  RX 7
装着
タイヤの装着は、専用の機械や道具を用いて安全手順に則った作業を行う専門家に依頼しましょう。
タイヤをマウントする前に、ビーズやタイヤに直接触れるリム周辺を清掃して下さい。

タイヤのマウントには必ず専用の潤滑剤を使用してください。シリコンや石油系の潤滑剤は使用しないで下さい。

空気漏れを防ぐためにバルブの状態を確認してください。シールをチェックします。金属性のものは締め付け具合をチェックします。ラバーシールにひび割れや切れ目がないかもチェックして下さい。必要な場合は、交換します。走行中は必ずタイヤのバルブカバーを装着して下さい。

回転方向や内側/外側サイドウォールの取り付け位置は、サイドウォールの表示に従って下さい。

タイヤに空気を注入する際にはセイフティ・ケージを使用して下さい。
分解作業中にタイヤをリムから外す際には、内側のバルブ装置を取り外し、完全にタイヤの空気が抜けていることを確認して下さい。
トレッド温度
コンパウンドを決定したり、キャンバーやトーなどを最適化するには、トレッド温度を測るのが一番です。

インナー(クルマの中心に一番近い側)、センター、アウターの、3カ所のトレッドの温度を測りましょう。

平均温度が表の範囲内であることを確認してください。インナー、センター、アウターの温度差は20度以内、フロントとリヤの温度差は25度以内であることを確認して下さい。

計測値がそれ以上だった場合、クルマのジオメトリーを調節するか、異なるコンパウンドを装着することをお勧めします。
空気圧
使用中の空気圧は、タイヤのサイズとそれにかかる負荷の大きさによって決まります。言い換えれば、車種、車重、走行コンディションによって異なります。

車重やスピードや加速による負荷が大きくなる場合は、空気圧も上げる必要があります。いかなる場合も、1.6バール以下の空気圧でタイヤを使用しないで下さい。

タイヤの空気圧を下げすぎると、サイドウォールに過剰な力が加わったり、リムから外れたりしてタイヤ破損の原因になります。“ホット”時の空気圧は、通常、2.2から2.5バールです。

この値まで空気を注入するわけですが、天気によっても左右されますし、タイヤを温めているか、“コールド”のまま使うのかによっても異なります。温めたタイヤの場合は、コールドタイヤよりも少し低い値まで空気を注入します。

ヒーターの種類、使用時間、環境条件によっても異なります。
ピレリモータースポーツタイヤ N

N
テクニカル データ

tyre size version diameter(mm)D section width(mm)C tread wdt(mm)Cb rolling circumference(mm)

rim

e

tyre size109/580-15 tl versionn3 diameter(mm)D578 section width(mm)C203 tread wdt(mm)Cb190 rolling circumference(mm)1781 rim6,5
225/650-18 tl versionn3 646 227 215 rolling circumference(mm)1995 8
安全についての注意: 正しく使用しないと、危険な場合があります。タイヤメーカーの指示に従って下さい。各モデルのタイヤの装着については、自動車メーカーの推奨を参考にして下さい。

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