F1® タイヤ

新型18インチタイヤは、そのプロファイル、構造、コンパウンドに至るまで、全ての要素を白紙の状態から設計されました。 設計の工程において、10,000時間以上のインドアテストと5,000時間以上のシミュレーションが行われ、70種類を超えるバーチャル・プロトタイプが開発されました。その結果を受けて、30種類のスペックのタイヤが製造され、ほぼ全チームによる20,000km以上に渡る走行テストが実施されました。ドライバーは極めて重要な役割を担いました。様々なポイントにおけるドライバーからのフィードバックによって、ピレリは最終的なスペックに到達しました。

全タイヤレンジについて

スリックタイヤ

新型タイヤの作動温度領域は、13インチタイヤよりも広くなっています。ウォームアップに関しての妥協点はありません。その結果、オーバーヒートが限定的となり、デグラデーションは小さくなっています。また、昨シーズンまでのタイヤウォーマーの設定温度(フロントタイヤ: 100℃、リアタイヤ: 80℃)が、全てのタイヤに対して70℃に変更になりました。電力消費の削減とサステナビリティへ貢献するため、今後の数シーズンにかけて、タイヤウォーマーを徐々に廃止するプランの一環として設定温度の低下が決定されました。
新型18インチタイヤは、市販車で使用されるタイヤのサイズに近いことから、ピレリがFormula 1で培ったテクノロジーの市販車用製品への活用が促進されます。

whiteWeel
yellowWeel
redWeel

タイヤレンジ中で最も硬いこのコンパウンドは、タイヤに大きな負荷がかかるシルバーストンや鈴鹿などのサーキットで使用されます。熱と荷重への耐性を重視して設計されており、性能劣化を最小限に留めつつ長いスティント走行を可能にします。

2番目に硬いコンパウンドながらも、路面が荒く路面温度が高い高速サーキットにも適しています。また、未知の要素が多い初開催のサーキット用の保守的な組み合わせとして使用されます。

各レースで3種類のコンパウンドが選択されることから、このコンパウンドは全てのレースで使用されます。レースによって、最も硬いものとして、中央の硬さとして、最も軟らかいコンパウンドとして登場します。性能と汎用性の絶妙なバランスを提供することにより、広範囲に渡る状況に適応することができます。

ピーク性能を即座に引き出すために迅速なウォームアップが求められるタイトでツイスティなサーキット向けに設計されています。数多くの路面に適応可能であることから、シーズンを通して登場機会の多いコンパウンドです。

タイヤレンジ中で最も軟らかいコンパウンドで、ラバーによるメカニカルグリップが最大限に必要となる摩耗とデグラデーションレベルが低いスローサーキット向けに設計されています。通常、モナコに代表されるストリートサーキットで登場します。また、路面が非常に滑らかなサーキットでも使用されます。

ウェットタイヤ

CINTURATO GREEN INTERMEDIATE

インターミディエイトは汎用的な雨天用タイヤです。スタンディングウォーターが存在しない濡れた路面や徐々に乾いていく路面で性能を発揮します。スリックタイヤおよびフルウェットタイヤとの幅広いクロスオーバーウィンドウを提供すべく、作動温度領域が広範囲に渡るように設計されています。

 

サイズ:

フロント: 305/720-18

リア: 405/720-18

FULL WET BLUE

大量の排水を可能にするフルウェットタイヤは、豪雨時の走行に適したタイヤです。しかし、激しい雨のコンディション下ではドライバーの視界の悪化が問題となり、その場合はレースの中断に至ることもあります。耐アクアプレーニング性能を向上させたプロファイルは、豪雨の環境下でタイヤにより大きなグリップを提供します。

 

サイズ:

フロント: 305/720-18

リア: 405/720-18

沸き立つアドレナリン

BUILT TO RACE